なぜ、東京のお風呂屋さんの隣りにはコインランドリーがあるの?

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東京の銭湯の隣には、かなりの確率でコインランドリーがあります。
それははるか昔から続く東京の景色の一部ともいえます。
実は日本のコインランドリーの発祥は東京の銭湯だと言われております。(諸説あり)
東京都北区の銭湯・加賀浴場が全国初のコインランドリー付き銭湯ではないかという情報が有力です。(品川の銭湯という説も)
コインランドリー付き銭湯は昭和40年代に誕生して、全国に広まりました。
お店としてのかたちが確立する少し前に、家庭用の洗濯機に外付けのコインタイマーをつけて脱衣所に置いたことが本当のはじまり。
そしてそのパイオニアとして、MIWAも当時からこの市場を創り続けてきました。

昭和40年代の初頭から目まぐるしい高度経済成長。
だんだんと豊かになる人々の生活。内風呂の普及も進み、銭湯は入浴者の減少を懸念しはじめました。
販促策としてサウナやマッサージチェアの導入など試行錯誤をする中で、当時右肩上がりのビジネスであった、クリーニングに目をつけました。銭湯の中にクリーニング設備があれば、客は入浴中に洗えて合理的。
それに入浴以外での固定客があれば、入浴客が減ったときに貴重な収入源となるだろう。客と経営者、どちらにも好都合。
銭湯は、副業にセルフクリーニングを始めることにした。
スペース確保のために男湯、女湯それぞれにあった中庭を有効利用した銭湯も多く、ひとつの銭湯に左右ふたつのコインランドリーがあるのはその名残です。

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